2011年5月21日土曜日

東洋の風がジャパン⇒コリアへ



久しぶりにカルフォルニアへ行ってきました。LAの郊外都市でサンディエゴへも近いオレンジカンティーです。サンタアナを核に幾つかの街と西海岸屈指の有名ビーチ(ラグナなど)がズラリ並ぶの高級住宅都市。初めて訪れました。 いい所ですね。

ビーチでのんびりする時間はなかったのですが、近くにあったショッピンセンターを覗いて見ました。まずは駐車場をブラリ。韓国車がチラホラで日本車はめっきり少ない。店舗中で目立つのは量販家電店。多くのスペースを占めているのが大型テレビコーナー。例の薄型デジタルがズラリ。目立つのはやはり韓国製です。日本製と韓国製が比較的に展示してあり、軒並み韓国製は30%以上安い。パソコンも携帯デンワも圧倒的に韓国製が多い。そして価格的にも断然優位。韓国パワーの凄さを実感しました。

知人から連れられ、人気上昇中だという繁盛レストランで夕食。予約が必要だと言うその店先にはズラリと長い列。日本料理店かと思いきやチョット違う。韓国料理&日本料理のコラボ・レストランだと言う。これがなんと美味い。サービスもイイ。日本では見かけたことのない不思議な寿司がいっぱい。なんと魚貝類ではなく野菜類の寿司。ヘルシーが"売り"なのだと言う。聞いて見るとオーナーは韓国系アメリカ人とのこと。LAからスタート。現在、カルフォルニア各地でチェーン展開中。大成功。近々、NYなど東海岸へも進出するのだそうです。あいにくカメラを忘れ、残念でした。

滞在中、気になったのは米国TVニュースでの日本に関する報道姿勢です。福島原発事故処理での死者の件。"被爆死"とは言わなかったが…。日本政府の"発表"を言葉通りには信用していない様子でした。

いろいろな風向きがジャパン⇒コリアへと変わり出している。30年前、ジャパンが今のコリアだったのでしょう。30年後…いや20年後…もしかして10年後…はチャイナそれともインド。時代の"風"は変化する。それを痛切に感じたカルフォルニアの日々でした。