2014年7月28日月曜日

facebook 7月 まとめ

リーダーシップの要件。的確な「判断」と敏速な「行動」。その歴史上のグッド・サンプルが『中国大返し』。昨夜、NHK大形ドラマ『軍師・官兵衛』クライマックス第2弾でした。
昼夜、秀吉軍が走りぬいた岡山→姫路間。数万人が70キロを2日間で移動した。秀吉は本陣(姫路)に1泊後、すぐに兵庫へ。山崎の戦い。“三日天下”と称される明智光秀ですが実は9日間でした。この間、光秀は公家へ手持ちの金銀全部を献上。更なる援護を願った。ズル賢い公家たちは何もせず“濡れ手で粟”。一方、秀吉は姫路で全財産を兵へ放出。大いに士気が挙がったとされる。

信長に仕えた二人。共に一か八かの大勝負でした。今も昔も「金」と「時間」は使いよう。勉強になりますネ。

“裏切り者”の代名詞的な扱いの明智光秀。ですが、本当はどうだったのか。とても興味深い人物です。悲惨な運命を辿った明智一族。中でも三姉妹の長女、細川ガラシャはその極みです。

♪ 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ ♪

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今朝のCNN。人口頭脳搭載の小型ロボットのレポート。製造や介護に限らず、ビジネス一般の分野でも普及する勢いとのこと。何と雇用を17%削減するらしい。怖いね…。
人材育成の専門家が登場。人間しかできない能力は何…との問いに「発想力」と即座に回答。そのポイントは“思考ブロック”を外すこと。7つのカギがあるそうです。

①「固定概念」を捨てる。
②「常識」を疑う。
③「感情」に流されない。
④「言葉と価値観」に縛られない。
⑤「成功体験」を忘れる。
⑥「メディア情報」や「仕掛け」に踊らされない。
⑦「知識・情報」を過信しない。

強調していたラスト・メッセージは『“自分の頭”で考えること』なのだそうです。ドッキ…。とりあえず、頭(発想)はさておき体(実行)で勝負! 貴方はどうですか?


九州・大分へ。初めて別府に泊りました。静かな湾を望む部屋のベランダで読んだ一冊。ビタミンCの発見者でガン研究でノーベル賞を受賞。生化学者セント・ジョルジの書『狂ったサル』。
今世紀を代表する科学者の一人が自戒します。「果たして自分の歩んできた道がまちがっていたのではないか。人間の生命を貴み。その破壊のためではなく、その発展を願うためにこそ科学者は献身すべきだ。そういう価値観に誤りがあったのではないか…云々…」。

TVニュース番組のトップはマレーシア機撃沈(ウクライナ)とガザ攻撃(イスラエル)。人類は自滅への危機に立っているのかも…。サルは確かに狂っています。

親離れできない子も問題ですが、子離れできない親はもっと問題です。こんな親のことを「ヘリコプター・ペアレント」というらしい。「ライン」を介して親子で頻繁に交信。逐次レポート。指示を仰ぐ。まるで遠隔操作です。昼は会社から、夜は両親から“コントロール”される。次第に自立性がなくなり、依存性が高まる。こんな大人が増える会社や家庭。これから大変ですネ。

遠隔操作大好きなペリコプター・ボスは社員をダメにします。が、ペリコプター・ペアレントは子供をダメにする。特にお母さん、気を付けてください。

◎私の勤務する内科クリニックにも30代になってもお母さんが息子さんにくっついて来院する方が何人かいます。私もやっと授かった息子がひとりっこなので気を付けなきゃと思いますよ。[しまぐち みゆき]

◎子育ての最終章はいかに子供を自立させるかですね。大学の入学式にも両親、祖父母同伴なのも、、おかしい時代。育児のスタートの時から言わなければならないのかもしれません。[浅井 貴子]



1582年6月2日 本能寺の変

NHK大形ドラマ「軍師・官兵衛」のクライマックス。日本史上、稀に見る劇的な一日を描いた映像でした。面白かった。

光秀を唆す公家たち。本能寺を攻める明智勢。炎の中で自害する信長。伊賀超えへ挑む家康。大返しに活路を見出す秀吉。そして狼狽える主人に「ピンチがチャンスと“叱咤”する」主人公黒田官兵衛。中世のラストシーンに登場するオールチャストが右往左往するその日の出来事。

“マイナス”を“プラス”に変えるポジティブ思考。決断と実行。リーダーに求められる本質は今も昔もさほど変らない。歴史に学ぶ…とはそう言うことなのでしょう。勉強になりました。

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