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この9月、チョットした縁で南インドへ行くことなりました。大都会チャンナイ(旧マドラス)です。[写真参照]。インドは初めて。ビザが必要とのこと。申請用紙の渡航目的の中に「ヨーガ修業」という項目があるのに気づきました。世界中からヨーガを習いに行く人々が多いからでしょうネ。何と駐日インド大使館直営のヨーガ教室もあることが分かりました。ヨーガはインドの大切な無形文化遺産。日本にとっては何にあたるのでしょうか。
折角、南インドに2週間滞在するので、インドのことを少し学んでみよう。そう思い立ち、ガイドブック他を数冊を購入。只今勉強中。遠い昔に読んだ(?)古書『ガンジー伝記』も本棚の奥から探し出して来ました。
今はガンジーとは言わずガンディーと言うのだそうですが"インド独立の父"マハトマ・ガンディー(Mohandas Karamchand Gandhi)。享年78歳。計5回もノーベル平和賞候補になりながら一度も受賞しなかったヒト。没60年以上経った今でも世界中から敬愛されている偉大な思想家。カンディーから影響を受けたトップリーダーは実に多い。例えば、マーティン・ルーサー・キング、ダライ・ラマ、ネルソン・マンデラなど数え切れないほどです。
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狂信的なヒンズー教徒の凶弾に倒れたガンディー。その数ヶ月前、イギリスの雑誌に寄稿した"Young India"と題した小論文があります。それに記された「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」。ガンディーの思想や思考が端的に表わされているとされる有名な言葉です。すなわち…。
「理念なき政治」(Politics without Principle)
「労働なき富」(Wealth Without Work)
「良心なき快楽」(Pleasure Without Conscience)
「人格なき学識」(Knowledge without Character)
「道徳なき商業」(Commerce without Morality)
「人間性なき科学」(Science without Humanity)
「献身なき信仰」(Worship without Sacrifice)
遺言に従い、ガンディーの遺灰はガンジス川に流されます。その場所に建立された慰霊碑に、この言葉(七つの社会的罪)が刻まれているとのこと。ドッキとする言葉ですネ。今の世界…、今の日本…、彼ならこの現状を何と言うでしょうか。聴いてみたいですネ。