2014年12月10日水曜日

Remember Pearl Harbor 


ニイタカヤマニノボレ

あの日(12月8日)から今年で73年目。もしあの“山”に登らなかったら、日本はどんな国になっていたのでしょぅか。

ノモンハン(満州)から広島・長崎までの正味6年間。軍人が政治の一切を仕切ったファシズムの時代です。長い日本の歴史の中でファシズムが幅を利かし、植民地政策を図ったのはごく限られた短い間だけ。なのに、今も対中国・韓国の外交の“足かせ”になっている。ご承知の通りです。

植民地「満州国」を知り屈していた筈の“陰”の帝王、甘利正彦は東京裁判直前に自害。死人に口なし。アヘンと塩を一手に仕切った里見甫はなぜか戦犯から外され。戦後、黙して語らず。メディアの“黒幕”として君臨します。「満州は私の“作品”」と言った高級官僚岸信介は終身刑から一転保釈。戦後は首相になった。その岸のお孫さんが安部晋三。いずれもエリート・ファミリーの出。

間もなく“アベノミックス”の是非を問う衆議院選挙(2014年12月14日)です。これからの日本、どんな歩みすればイイのか。ぜひ、若い世代の人々へ。棄権せず、投票所へ行って欲しい。日本はあなたの国なのですから…ね。“山”に登るのか降りるのか。10年後、若者の人生に少なからず影響するからです。

余談ですが、ハワイは今では、日本人が最も好きな海外観光リゾート。何と年間130万人が訪れるらしい。ちなみに、ベトナムを訪れるアメリカ人観光客は年間40万人。ナンバーワンとか。これは戦争の“功罪”の一つなのかも知れませんね。




いつからファシズム時代なのか。諸説あり「満州事件」(1931年)以降。つまり15年間だとよく言われます。が、初の国境紛争となった「ノモンハン事件」(1939年)を起点に本格的化した。これを機に陸軍対ロシア前線基地「関東軍」(旅順)が東京の管理下から事実上“独立”。独自の判断で歩み、東京はそれを黙認。なので実質6年間と言う見方もできます。

戦後、GHQ管理下のドサクサを経て、日本が米国から独立(1951年・サンフランシスコ講和条約)。それからも結局、戦争賠償その他のファシズム時代の“総括”が曖昧だった。それが今でも何かにつけて「歴史認識の違い云々」と中国・韓国から非難されてている訳です。

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http://junkonno1.blogspot.jp/2014/08/15.html

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