租にして野だが卑ではない
金銭や名誉や地位を欲しがる人ほど卑しい。戦後を代表する実業家。三井物産社長から国鉄総裁へ転身した石田礼助の名言です。接待ゴルフや料亭等での飲み食いを常とする高級官僚・政治家・大企業幹部へ。『偉ぶる人ほど卑しい人はいない』と冷水を浴びさせた。ついこの間まで日本には石田のような尊敬できる人がいた。本当に“偉い人”がいた。
数々の経済小説で有名な城山三郎も石田の生き方を小説(租にして野だが卑ではない)にしいます。その中で、どの業界でも指導的立場にあるヒトは世間から常に厳しい目で見られていることを覚悟しなければならない。
~相当、偉い人でも本人が卑しいと思ていない事でも周囲から見ると「卑しい行い」と思われることが多々ある。一端、この人は卑しい…と思われたら、そのレッテルを剥すことは終生難しい云々…と書いています。
石田の座右の銘...
<激さず・騒がす・競わず・従わず>
今更遅いが、遅過ぎるは事はない。少しでも見習いたい。そう思っています。
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