男性79歳、女性86歳、男女平均83歳。四年連続世界一とのこと。三大死因、①がん、②心疾患、③脳血管疾患による死亡率が若干減少したことが記録更新へつながったとのこと。もし、がんでの死亡が克服されると3年。心疾患だと1年。更に長生きするらしい。「いつまで長生きできたか」で観ると日本は素晴らしい国です。が、「いつまで元気だったか」で観ると世界ランキングの順位はガックリ下がります。何故ならば、日本人はアメリカ人より5年も早く病気を患い、人生のトアイライトは寝たっきりが多い。PPK(ピンピンコロリ)で大霊界へ旅立つ日本人は7人中一人しかいません。
そして、日本は世界一の長寿国と思いきや、人口10万人当りの100歳人口はアメリカ人の方が多い。なんと日本人の2倍。もっとも圧倒的に白人が多く、それも経済的に豊かなお金持ちが多い。黒人は案外短命で67歳。地球人の平均寿命が68歳ですからアメリカ黒人は世界標準ということになります。オバマ大統領が目指すメディケア(高齢者医療保険制度)の対象年齢を65歳以上にしているのも納得。何となく裏がありそうですネ。日本も後期高齢者医療制度は75歳以上ですが、これもアメリカ流に考えればもう数年遅らせた方がイイのかも…。
アメリカ人の80歳以上を対象にした健康調査で最も好む運動のナンバーワンが散歩で次に水中歩行。プールで運動している高齢者が案外多い。元水泳コーチとしては嬉しい結果です。日本で同様の調査をすれば、プールは、多分、少ない。何せ10万人当たりのプールの施設数はアメリカの3分の1ですからネ。 もっとも80歳以上で運動している日本人は極めて稀です。
さて、世界一の福祉国家である北欧のノルウェーやスウェーデン。平均寿命は81歳。寝たきり老人は少ないようですが、老人の自殺者数も世界一。長生きすれば幸せだ、とは限らない。そんなところに人生の難しさがあるようですネ。
10年間、我が家の一員だった猫の一匹が今朝、永眠。数日前から覚悟はしていたのですが、イザとなるとショック。「命」の尊さを痛感。家族全員が落ち込んでいます。この悲しみは当分続きそうです。ましてや肉親の誰か「死」を向かえたら、どんなにショックか。そんなことになれば、本人の意思がどうであれ、家族としてはワラをも掴む想いで「延命治療」に頼るに違いありません。身近な「命」とはそういうモノなのでしょう。
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