ある日、下校時、10歳上の兄が街角で米兵と立ち話をしている光景を観ました。心臓が飛び出るほど驚きました。その兄は国大英文科へ。そして、英語教師になりました。私が外国に興味を抱くようになったのは、その兄の影響かも知れません。その兄が過日、永眠しました。入退院を繰り返していたので、覚悟はしていたのですが…。勉強好きなヒトで病床にはいつも分厚い英語本がありました。安らかに…。
過日、仙台での亡き兄の葬儀。埋葬時、お棺の中へ入れた数冊の本。長年愛用した“Webster”の隣にあったデカい字のタイトルの本。“こんな本も好きだったのか…”と何気なく思った本。たまたま昼過ぎに覗いた本屋さんでその本を見かけました。手に取って思わずビックリ…。著者の中に彼(兄)の名が…。生前、彼は私(弟)が何をしているのか、殆ど知らなかったでしょう。それと同様に私も晩年の彼が何をしていたのか殆ど知らなかったことになります。男兄弟はそんなものかも知れません。もっと色々話しておけばよかった…と後悔しました。
身近にいた親戚の話しによれば、彼の持病が悪化したのは3・11での避難所暮らしが長引いたからだ…とのこと。因果は定かではありませんが、復旧復興が遅々として進んでいないのは周知の事実。今も昔も寡黙な東北人は“泣き寝入り”が多い。
合掌
ご無沙汰しています。
返信削除平和島田中です。お兄様残念ですね。
昨日というより今朝ラジオで先生の名を聞き懐かしくHPを見ました。アイチのインストラでラジオのパーソナリティをやっているようです。先日相撲の会をやりました。もう13年になります。
ご無沙汰してます。お元気ですか。
返信削除お相撲さんが多いモンゴル人。首都グランバトールでもアイチを指導しているモンゴルの女性インストラクターがいます。いつかモンゴルへご一緒したいですね。
お会いしたいですね。